「中国製造2025」では、次世代情報技術やロボット、新エネ自動車、新素材、医療機器など10の重点分野で、国内製造比率を大幅に引き上げ、「製造大国」から「製造強国」への転換を目標にしています。
具体的には以下のような数値目標が設定されています。
・2025年までに基本コンポーネントおよび基本材料の70%を国産化
・2025年までに営業コスト、生産サイクル、製品不良率を50%削減
・2025年までに40程度のイノベーションセンターを設立
・2025年までに国産の電気自動車とプラグインハイブリッド車
(PHEV)の国内市場シェアを70%以上に拡大
・2025年までに国産の新エネルギー車(NEV)の国内市場シェアを
80%以上に拡大
……
中国は国産製品を優遇することで国内において完結するサプライチェーンを構築しているなか、日本企業にはどのような対応が取れるのでしょうか。中国市場の規模や日中企業間の相互依存性を考えれば、中国市場なくして日本企業の成長はありえないのも現実であります。中国市場での競争力強化を図るため、中国国内で生産拠点と研究開発拠点を設立するほか、ファンド投資などを通じた現地優良企業の買収、合弁会社の設立など、中国企業との提携ニーズも高まっています。